先輩就農者インタビュー

自然豊かな高山村での就農を目指して
小山真吾さん

果樹高山村

自然豊かな高山村での就農を目指して

小山真吾さんは東京都出身。化学薬品メーカーの研究員として大阪府、埼玉県で勤めた後、かつてから興味があった農業を仕事にしたいという思いから一念発起。就農地以外も含め数回にわたる農業体験を通じて、出会った人の優しさ、山の眺望、果物のおいしさに感動し、高山村でのIターン就農を決められました。

体験は就農に当たって非常に重要で、農業は単純作業の繰り返しだけど、自分たちにはあっていること。品目によっては体にあわずに、栽培するには向かないこと。体験の最中に先輩就農者と話す機会があり、不安の解消につながること。これらを通して、就農後のイメージを固めることができたとのことです。

就農に当たっては、令和2年4月から長野県の新規就農里親研修制度を活用され、2年間の研修の後、令和4年4月に新規就農されました。研修中は里親さんを含め、村、県の担当者から指導いただき、りんごとぶどうの栽培技術だけでなく、農地の準備、棚建てやほ場のチェックなどのアドバイスをいただくなど、就農に向けて非常に役立ったとのことです。

就農を希望されている皆さんに向けては、①農業体験は大切、②地域の人との繋がりは大切、③困った時に相談できる人・頼れる人を見つけること、が重要だとお話しいただきました。

長野県市町村・JA合同就農相談会(R7.7.6)新規就農セミナーでの小山さんの発表資料はコチラ

小山真吾さんのサムネイル

PROFILE

小山真吾(こやま しんご)さん

東京都出身で、就農するために家族で上高井郡高山村へ移住。2年間の長野県新規就農里親研修を修了し、令和4年4月に独立就農。令和7年度の栽培面積はりんご63a、ぶどう66a。

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